戦闘民族の獄

きゅーぽけ所属 モンローです

ぼくのしゅうかつにっき

こんにちは。鈴木です。今回は自身の就活について書きます。当たり前ですが、えげつないくらいの自分語りがメインです。後輩の皆がこれを読んで少しでも反面教師として就活の参考にしてくれたら幸いです。

 

※今回の記事はものすごく長いです!あとネタ要素もありません。それでも良ければ読んでやって下さい。

 

 

【現状】

5月末に内々定を貰い、就活を終える。4社受けた内3社1次試験で落ちたのでもう今の内定先に行くしか選択肢がなかった。内定先企業を以下Qと表記。

 

【スペック】

九州大学文系学部4年生。ポケモンサークルの代表をやっていた経験あり。

資格は英検2級と普通自動車免許(ザコい)

 

【所持アイテム】

スーツ2着、靴2足、シャツ5着、就活用カバン、腕時計、就活手帳(学務で貰える)

 

【就活の始まり】

 私は3年生の夏に幾つかのインターンに応募することから就活を始めた。

 就活を始めるにあたり重要なのが、自分がどういった会社で働きたいのかということだ。所謂『軸』というやつだ。例えばだが、勤務地・給料・福利厚生・仕事内容など、人によって軸は全然異なると思う。

 私の場合、国内でも国外でも良いのでとにかく自分が名前を知っている企業で働きたかった。理由として、あれこれ企業研究をするのが面倒だったのと、どうせ文系のやる仕事なんて似たり寄ったりだと思っていたからだ。また、生涯独身の予定を立てているため、将来1人でみじめな生活をしないように少しでも多くの給料を得て安定感のある会社で働きたかったからだ。

 

ワンポイントアドバイス

・一生が決まるので企業のホームページを見るなりして最低限の研究はしよう!

・わりと会社によってやることが違う(当たり前)

 

 

【3年夏インターン

 主に夏と冬にある職場体験イベント。

 インターンはとにかく凄い!企業の1次試験(書類選考)が免除されたり、インターンで良い結果を残すとそのまま内定まで進める企業もある。実際に私の大学の友人も何人か即内定を貰っていた。また、実際に自分が働いてみることでその仕事が自分に合っているか合っていないかも分かると思うし、とりあえず参加して損はないと思う最高のイベントである。全国の企業がインターンを開催しているため、旅行感覚で参加するのもあり。旅費や給料が出るインターンも少なくはない。

 

 私は就活サイト『リクナビ』を利用し、とにかく目に留まった企業にエントリーしまくった。最終的に損保ジャパンとJTBタカラトミーに絞ってES(エントリーシート)を提出した。結果として、損保は合格(面接なし)、JTBは1次試験合格(webテスト)2次試験落ち(集団面接)、タカラトミーは1次試験落ちというものだった。

 

 インターンを受けるためには基本的に、ES提出+SPI(webテスト)→面接を通過しなければならない。絶対に就活本番の糧になる。

 ESでは必ず自分が学生時代に頑張ったことを書くことになる。特別な事じゃなくて良いので、自分のアピールポイントを普段から考えておくと良いかもしれない。自身の個性を絡めて自己アピールしよう。自分の力だけで書こうとすると割と穴が多くなるため、社会人の先輩や周りの友人に添削してもらうと良いだろう。

 SPIは就活本番でも解くことになる。中学生レベルの国語と数学の問題なのでさして難しくはないが、それなりに量が多く、解答時間も短いので良い練習かつ良い経験になると思う。問題の正答率や解くスピードによって次の問題の難易度が変わると聞く。焦らずに取り組むことが肝心。また、学力診断の後に性格診断があるが、正直に答え過ぎても厳しいと思うので注意が必要。

 面接も最初は自分の力だけでは厳しいと思う。就活仲間と面接の練習をしたり、自分が言おうと思っていることを録音して聞いてみると良い。個人面接や集団面接があるため、面接の種類によって注意が必要。

 

 ESの書き方も結局最後まで良く分からないままだったし、面接も何を喋れば良かったか分からなかった。もう少しエントリーして練習しておいた方が自分のためだったかと思った。流石に3日間しかないインターン1回ではあまり学べることもなかった。ただ、インターンで知り合った就活仲間は出来たし、仕事の概要もある程度は理解できた。働くとはどういうことかを漠然と知ったつもりになった。

 

 

 【3年冬インターン

 夏に受けたインターンのおかげで世の中を知った気になっていたため受けなかった。周りの皆は夏と冬合計で平均して3つくらいのインターンを受けていた。

 

【就活解禁1か月前】

 3年2月。この頃から一応バイトは休んだ。就活の攻略本(SPI対策・ES対策・面接対策)を購入。買って満足して結局読むことはなかった。ちなみに、攻略本は買う必要ない。当たり前の事しか書いておらず、気休めになる程度。立ち読みで十分。もしくはBOOKOFFなどで安く買うべし。1、2年前の本でも内容は全然変わっていないからだ。

 損保に受かった学部の先輩に会い、就活のイロハを聞いた。ちなみに明日飲みに行く。

 

 

【就活解禁】

 周りが殆ど公務員を目指すか、院進か留年の奴らだったため、単身で就活に臨んだ。とても辛かったのを今でも覚えている。結局夏から就活のために何もしていなかった。

 

3月のスケジュール(何も書いてない日は家でダラダラしてました)

 

3/1 

 1~6日まで大学で企業説明会が開かれており、参加した。送迎バスに乗り、「このバスが事故って8割くらいライバルが消えないかな」とか考えた。性格が歪み始めたのを感じ取った。

説明会では最大6社までの説明を聞けるが、abemaTVで朝まで麻雀番組を観ていたため2社だけ聞いて食堂で寝た。程なくしてMe(面白いポケモン勢)のカラオケキャスが始まったため完全に説明会から抜け出した。

 

ワンポイントアドバイス

Meのキャスは閉じよう!

 

3/2~6

 サボる

 

3/7~12

 リクナビで適当に10~15社ほど企業にエントリーした(結局4社しかESを送らなかった)

 損保のイベントに参加しようとしたが、いつもの癖でリュックを背負っていることに気付き(大切なアイテムは全て就活カバン)、それでもなお向かおうとするも逆方向の電車に乗ってしまい萎えて帰る。

 

ワンポイントアドバイス

最低でも20社にESを出そう!

キャンセルの電話はキチンと入れよう!

 

3/13

 翌日の損保の説明会に行こうとしたら、募集締め切りが過ぎていた

 

3/16

 損保の女性用説明会を間違えて予約してしまいキャンセル。第一志望の集英社の募集締め切りが2月だったことを知り絶望した。

 

3/17

 トヨタ自動車の個別説明会に行く。隣の席にいた同じ大学の知らん奴を捕まえて飲みに行った。「周りの奴らが肉人形にしか見えないので面接は余裕。いざとなれば親戚のコネでいい感じの会社に入れる」と言われたときは帰ろうかと思ったけど、相手は就活のプロだったため適度におだてながら就活の全ての情報を聞き出した。

 

3/19

 損保の説明会に行く。第1志望になる。

 

3/21

 就活が嫌すぎてポーカーのプロを目指す

 

3/22

 ポーカーのアプリで負けに負け、プロを諦める

 

3/24

 証明写真を写真館に撮りに行く。徹夜で行ったためゾンビみたいな写真ができあがった。

 

3/29

 Qから早くESを出せと急かされる。翌日締め切りのトヨタのSPIを受けるためにテストセンターの予約をしようとしたが、天神会場が埋まっていて泣きそうになる。赤坂会場が空いていて安堵した。締め切り数分前にトヨタのESを出した。出来は最悪。

 

3/30

 トヨタのSPIを受けた。出来は微妙。

 

3/31

 トヨタ社員と面談。就活の進捗を話し、色々と相談した。モチベーションがかなり上がった。

 

 

ここまでで3月の記録は終わりだが、正直言って反省点しかない。3月末になるともうどこも大体募集締め切りしており、立つ瀬が無かった。もう少し真剣に取り組めば良かった。

 

 

4月のスケジュール

 

 4月からは大学が始まった。就活以外に余計なリソースを割くのは愚かでしかないため、大学には行かないことにした。

 

4/1

 QにESを出した

 

4/3

 歴史的な酷い日。日清のES締め切り日。昼頃に起きててんぷらを食べる。そのまま髪を切りに行き、服を買いに行った。その足で温泉に向かい3時間ほど浸かり、日清のことを思い出してラーメンを食べに行き、疲れて寝た。当然ESは書いてない。

 

4/4

 天罰が下り、損保の1次試験に落ちたとメールが届く。暗黒期が始まる。

 

4/5~8

 オタクは肛門が弱い。この期間の内のいつかから血便が出始める。家で療養した。損保の座談会の予約をしていた日だったが、血便オタクが座れる椅子は無い。落とされているので当然サボる。この頃から麻雀のプロになることを意識し始める。

 

4/9

 HUNTER×HUNTERに登場する陰獣の蛭(ヒル)のモノマネを家でやっていたら1日が終わった。この頃から自身のあり方について疑問を抱くようになる。

 

4/11

 フォロワーの就活勢と飲んだ。皆頑張っていて自分が情けなくなった。

 

4/15

 トヨタの2回目の面談。就活の進捗を訊ねられ、はっきりと「寝ていたら10日以上が経過してしまった」と述べたら激怒された。

 

4/17

 休学か院進を真剣に考えだす

 

4/19

 Qの1次面接。そこそこ喋れた。ポケモンサークルのことを主に喋った。

 

4/20

 健康診断が最終日だったので慌てて受けた。ダイハツのSPIをギリギリ受けた。

ワンポイントアドバイス

 企業に健康診断の結果を送らないといけないため、健康診断は必須。自分で受けると1万円ほどかかるみたいなので学校の健康診断を受けよう!

 

4/21

 abemaTVの有料会員になる。この頃から本格的に麻雀のプロを目指すようになる。

 

4/22~30

 何もしない

 

暗黒期に突入してしまった4月。血便が3週間出続け、心身ともに衰弱していた。何もしないことを選択することで、体は回復へと向かう。

 

 

5月のスケジュール

 

5/3

 後輩と白ビールを飲みに行くが、自分ごときが酒を飲んではいけない人間だと内心思いながら完全に楽しみきれずに酔い狂う。精神は暗いままだった。

 

5/8

 留年も視野に入れていたが、一念発起して今年度初の登校を果たす。

 

5/13

 後輩と焼肉を食べに行き元気を貰う。就活を頑張ると決意する

 

5/14

 この世の中にはもう居られないと思い、VRゴーグルを買いに行く。見つからなかったのでamazonで注文した。このままではやばいと思い、UHA味覚糖ら3社にエントリーしようとしたが、だいたい募集締め切りが過ぎていた。

 

5/17

 VRの世界から抜け出せなくなる。気が付いたらシングルレートが瞬間1位になっており、ポケモンマスターを目指す。大学に行ったら出席リストから自分の名前が消されていた。

 

5/24

 Qの2次面接。そこそこ喋れた。ポケモンサークルのことを主に喋った。

 

5/25

 2次面接が受かり、最終面接が決まる。落ちたらこの世を呪う存在になる予定を立てた。

 

5/30

 最終面接。だいぶ喋れた。ポケモンサークルのことを主に喋った。集団面接だったので、面接が始まる前にとりあえず待合室で大あくびして余裕顔して周りを威圧してみた。効果はあったと思う。

 

5/31

 受かる。落ちたと思わせてくるような口ぶりで電話を掛けてこられて焦る。寝まくった。

 

 

ともあれ内定を貰えて良かった。落ちていたら本当に人生が終わっていたと思う。

 

 

6月のスケジュール

 

6/1

 トヨタダイハツの1次試験に落ちる。ダイハツの方は自信があったが、座談会に参加しないと絶対に落ちるみたいだった。メールをよく読んでおけば良かった。

 持ち駒が完全になくなったため、就活を終える。

 

 ちなみにだが、Qは大企業ではない。吉野家ドンキホーテのような、誰でも名前は知っているが企業ランクとしては微妙な企業である(吉野家すまん)

 

 

【面接で話したこと】

  大体ポケモンサークルの話をした。まず、「ポケモンってご存知ですか?」と尋ねて「それくらい知ってるよ笑」「ですよね笑 失礼しました笑」みたいな会話を繰り広げてから始めた。所謂アイスブレイクというやつだ。ポケモンサークルはマイナスイメージという先入観があるだろうが、実はそうでもない。

要は自分がどのような考えを持ってどう取り組んだかを話せば良いだけのことなのだから。

 

  私は部が発足して3年目のポケモンサークルの代表になった。当時の課題として、部員が少ない・サークルとしての知名度が低いことが挙げられた。そこで私は新たに勧誘ブログを作成し、ビラ配りを始め、入部説明会を行った。すると見事に昨年比2倍の部員が入部した。それから5月には新歓や部内戦を行い部の結束を強め、6月には九州ポケサー交流会を主催して九州全土に名を轟かせた。また、8月にはオフ会を開き、全国から参加者が訪れる人気オフにした。11月にはポケサー初の試みである学園祭での株式会社ポケモンとのコラボをして全国的に有名にした。みたいなことを話した。

  よく言われていることだが、0を1にして話をするのではなく、1を100にするのが大事。上に書いたことは大体は真実だが、所々盛っている。

  代表になる→有名にしたい→活動を頑張る→上手くいったみたいな起承転結を軸に話していけば何とかなると思う。話が長くなり過ぎないよう注意も必要。

 

 

【感想】

 企業に落とされると腹が立つ。もう二度とタカラのおもちゃは買わないし、JTBで旅行には行かないし、損保の保険に入らないし、トヨタダイハツの車に乗らずにISUZUのトラックを運転するつもりだ。

 就活は精神が歪む。私は弱く、大体の就活生のフォロワーをミュートにしていた。内定が決まった旨のツイートを見たくなかったからだ。私が内定を貰ったツイートをした時にまだ内定を貰っていない友人が「おめでとう!」とリプライを送ってきて泣きそうになった。周りからも逃げた自分は本当に弱いなと思った。

 他の人に比べて努力はできてないと思うが、もう2度と就活を味わいたくないと思えるほどには心身共に疲弊した。ストレスで飲み会に行きまくってお金もかなりなくなった。「ああしてれば良かった」という後悔が山ほどある。このブログを書いていて自身の怠惰さに腹を立てることも少なくはなかった。ただ、殆ど単身で就活に取り組んで一切弱音を吐かなかった事だけは自分を褒めたい。本当に無事終わって良かった。これを読んでいる後輩たちはこうならないようにしっかりと企業を研究して、無理のない範囲でそこそこの数エントリーして欲しい。何かあれば微力ながら手伝うので、気軽に相談してほしい。

 

【さいごに】

 何度も書くけど本当にきつかった。ここまで来れたのは周りの皆のおかげだと本当に思ってます。先輩方、後輩たち、友人たち、フォロワーの皆さん本当にありがとうございました。感謝してもしきれません。

 

久しぶりに長々と書きました。ここまで読んでいただきありがとうございました!

モンスターハンター事件簿

小学生の頃、周りの友人らは皆モンスターハンターに夢中だった。当時はモンスターハンター2ndf:id:monroepoke:20180614131010j:image

 

が隆盛を極めており、PSPすら持っていなかった私は完全に蚊帳の外だった。

 中々に面白そうだったし、友人らの勧めもあって、私も購入を検討した。

 

しかしながら小学生の私、当然ながら金がない。ただ、ソフトを買う金はかろうじてあったのだ。そこで私はゲオに行き、中古の2ndを5040円で購入した(高くない?)

 

私は形から入るタイプで、DSを持ってなかった時もだれでもアソビ大全f:id:monroepoke:20180614131506j:imageを先に購入し、机の引き出しに半年間眠らせていたこともあった。

 

さて、無事に2ndを購入した私はとりあえず開封した。初めて見たUMDディスク。

参考画像f:id:monroepoke:20180614131946j:image

DSのソフトと違って遥かに大きい。

でも何で外殻に覆われているんだろう?

この疑問が私の全てを狂わせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

グギギギギ、かてえな

 

 

 

 

 

 

 

かてえ?

 

 

 

 

 

 

あろうことか私は、ありったけの力を込め、 UMDを破壊した 

蛮族鈴木、CDやDVDのような剥き出し💿の状態にしようと考え、外殻を完全に破壊してしまったのだ。

 

 

 

2ndを買ってすぐのことだった。臨時収入が入り、PSPを買えるだけのお金が集まった。 

やっとモンハンができる!

PSPを意気揚々と開封し、 UMD差込口を開いた。

 

おかしい、ディスクを読み込まない

 

故障を疑い、インターネットで色々と調べた結果、自分が UMDディスクを壊していたことが分かった。泣いた。 

ただ不幸中の幸い。なんと、外殻を付け直したらプレイできるようになった!しかもプレイに全く支障はなかったのだ。

念のため取っておいて良かったなあと思いながらニコニコ笑顔でモンハンをしていた私。

 

ここで再び事件が起こる。

 

なんと、2ndをプレイし始めた1週間後、

モンスターハンター2ndGが発売される。

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嘘やろ????????????????

周りの友人らも当然2ndGをプレイし始め、またしても私は置き去りにされてしまった。それから数年後にiPod nanoを買った時も1週間後にカメラ付きの上位互換が発売されたし、私は学習しない生き物である。

 

 

私の手元には壊れた2ndしかなかった。

2ndGを買う金はもうない。

そこで私は2ndをゲオに売りに行った。1ヶ月前に5040円で売っていた恐ろしく高いゲームソフト。これは期待大。

 

店員「ディスクが壊れているため100円での買取となります」  

 

泣いた。でも売った。

 

今回はどんなことをしても2ndGを皆とすぐにやりたかった。デュエルマスターズのそこそこ高いカードや、DSのソフトを何本か売って2ndG代を何とか工面した。

 

モンスターハンター最高!

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここから私の狩猟生活が始まった。プレイヤーネームを決める際、当時の私はDRAGON BALLが大好きだったため。名前をそのままDRAGON BALLにした(オシャレ)(インスタ映え

 

しかしながら、文字数制限があり実際はDRAGONBAになっていた。GREENをゲレーンと読んでいたほどの学力の私は友人らに馬鹿にされるまでは気づいていなかった。

 

 

中学生になり、モンスターハンター3rdが発売された。f:id:monroepoke:20180614135406j:image

 

DRAGONBAの悲劇を2度味わいたくなかったため、塾考に塾考を重ね当時1番かっこいいと思った名前を付けた。

 

 

 

双蛇

 

 

 

 

かっこよすぎた。ちなみに説明するまでもないとは思うが「そうじゃ」と読む。友人たち(邪王・GodSword)と共に双蛇は戦場を駆け抜けた。

 

 

 

大学生になり、モンスターハンターXXが発売されたf:id:monroepoke:20180614140551j:image

 

 

麻雀で負けて金が無くなり1週間で売った。

モンスターハンター最高!

 

ラッキーの地球投げ

ラッキーは投げた。来る日も来る日も投げた。体力を失うまで投げた。その身が毒に侵されようとも投げた。その身が炎に包まれようとも投げた。その身が雷に打たれようとも投げた。理由なく、ただ闇雲に投げた。終わりが来るまで投げた。それは突然ガラガラと大きな音を立てて壊れた。散り散りになり、目に見えないところまで消えていった。それの名前を知っている者はもういなかった。

ゆきEXホルモンピッピ事件

2017年12月某日、事件は突然起こった。

 

きゅーぽけの先輩のゆきさんの家で、私はサークル員たちと宅飲みをしていた。

ゆきさんはバイトに備えて早々に床に就いた。他の人たちは麻雀をしていた。

 

私は麻雀を後ろから眺めており、手持ち無沙汰だったこともあって近くにあったピッピ人形を手に取った。

 

ピッピ人形参考画像

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持ってない癖にピッピ人形をLINEのアイコンにするくらいのピッピマニアである私は、慈しみながらピッピを両手で弾いて遊んでいた。

 

その時だった。

 

ベチャ

 

ベチャ?

 

 

 

 

 

あろうことか、ピッピ人形がホルモン鍋の上に顔面から落ちてしまったのだ!サークル員1名がその音に気づき、こちらを向いた。私は何食わぬ顔で即座にピッピを取り出して抱いたので気づかれることはなかった。

 

落ち着いてピッピを見ると、色違いになっていた!

顔面真っ茶色のピッピ。何ならニンニクの臭いもする。

 

これはヤバイと思い、洗面所にダッシュした。ここまでで事件勃発からまだ10秒程しか経過していなかった。

 

私は洗剤をピッピの顔面に大量にぶちまけ、はちゃめちゃに水を流した。手がちぎれるんじゃないかと思うくらい冷たかったが、瀕死のピッピを助ける事が何よりも優先だった。

 

迅速な判断のお陰か、色は直ぐに元に戻った。

洗剤まみれのピッピを絞ると、大量の泡が出てきた。ピッピがスポンジになってしまった!

 

再び水で流し、絞った。真顔のピッピから勢いよく泡が出てくる。

笑ってはいけないのだろうが、可笑しくて堪らなくなり笑いながらピッピをギューっと絞った。

 

30分程手術し、泡を忘れさせることに成功した。ピッピは毛が濡れてまとまっており、濡れた犬みたいになっていた。顔面を嗅いでみると、ニンニクの臭いが消え、洗剤の良い匂いに変わっていた。良かったね、ピッピ。

 

その後、触覚を洗濯バサミで挟むという半ば拷問の様な形でピッピを干した。

 

帰りの電車の中でゆきさんに謝罪のLINEを送ったが、特に怒られることもなく寛大な心で許してもらえた。

 

すみませんでした。

 

 

〜それから〜

ついにポケモンセンターに行って自分用のピッピ人形を買った。私のピッピは綺麗なピンク色をしている。

ピッピをホルモンに漬け、しばらく経ってからゆきさんと話した。少しだけピッピが茶色くなってたらしい。すみませんでした。

デートをした話

今年の汚れ今年のうちに というわけで、年末記念の懺悔のようなブログ。断じて惚気ブログなどではないのでどうか最後まで読んで欲しい。 

最悪な人間のデートの話を書いただけだが、今回は年末スペシャルブログなのでいつもより長い。

 

 

 

高校生の時、私には同じ部活の彼女がいた(有村架純似なので、以下カスミと表記)

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 大学に進学するにあたり、向こうは岡山で此方は福岡ということで関係は自然消滅した。

 

去年、つまり大学2年生の夏に私は地元の自動車学校で失恋をし、その時にふとカスミの存在を思い出した。その頃から再び連絡を取るようになった。

 

連絡を取っている期間、私は幾度となく失恋を経験した。遠距離恋愛は不可能と思っていたが、精神の拠り所を求めて以前よりも強くカスミにアプローチをかけた。

 

中々2人の予定が合わず、会うことは無かったのだが、今夏ついにデートの約束にこぎつけた。

 

 

 

私たち2人は博物館や美術館が好きで、偶然にも福岡市博物館で「黄金のファラオと大ピラミッド展」が催されるということで、向こうが福岡まで遊びに来ることとなった。(文化的な女っていいよね)

 

バイトが忙しい中来るみたいで、日帰りするみたいだった。正直言って泊まりに来ないのは本当にふざけてると思ったが、そんな事言えるはずもなく素直に了承した。一応部屋は片付けておいた。

 

デート当日、私は夜中の4時くらいまでAbemaTVで麻雀番組を観ており、率直に言ってデートがどうでも良くなっていた。その時間を睡眠に充てたいし、向こうもわざわざ2万円を支払って、早起きして新幹線に乗って日帰り旅行したくないだろうし、お互い得をするからだ。

ただ、もう夜中の4時。私は溢れんばかりのAbema愛を抑え、渋々床に就いた。

 

熱い夏の日だった。私は9時に目覚めた。集合は10時。何とか間に合いそうだったが、ダラダラしていたら遅刻が確定してしまった。その旨をカスミに伝え、新調したリュックを背負い家を出た。

 

前のリュックの感覚でリュックの横ポケットにスマホを入れようとしたが、新リュックの横ポケットがそこには無く、スマホが地面に叩きつけられた。画面がバキバキに割れて相当落ち込んだ。

 

集合場所の駅に30分遅れて到着した。しかし、カスミは居なかった。心配して連絡を取ると、もう博物館に居るそうだ。どうやら向こうは集合場所が現地だと勘違いしていたみたいで、私は憤慨しながら、走ると汗をかくので悠々と歩きながら博物館に向かった。

 

結局1時間くらい遅れてしまった。階段を上り、展覧会の入り口まで向かうとカスミがいた。およそ3年ぶりの再会だった。想像より可愛くなっていて照れた。

 

挨拶を2、3言交わし、私たちは展覧会のチケットを購入。先に着いたのなら私の分も買っておいて欲しかったが、口には出さなかった。

 

素晴らしい展示物の数々で、私たちは息を飲んだ。説明書きを丁寧に読み込み、ゆっくりと先へ進んだ。カスミは読むのが遅かったため私は1人で先へと進んだ。途中に椅子があったので私は寝ながらカスミを待った。

 

思ったより早くカスミがやって来た。どうやら説明書きを読むのに疲れた様子。最初は2人で足並みを揃えて展示物を眺めていたが、次第にカスミが面倒になったらしく、説明書きをすっ飛ばしてサクサク前へ進みだした。 

 

しかしながら、文化人代表の私にとって、説明書きは無くてはならない大切なものである。そのため、一字一句逃さず目を皿のようにした。ここで問題が起きた。徹夜+コンタクトレンズが祟り、私の皿が乾いてしまったのだ。このために読む速度が格段に落ち、遂にカスミが見えない所まで消えてしまった。

 

ここで女を追いかけるようでは文化人の名が廃るため、私は頑張って全ての展示物を舐めるように眺めた。

 

出口の手前にファラオの黄金のマスクがあり、それを見ていたババアが「そっくり...」と言ってて笑った。「いや、ファラオに会ったことないやろ!」と。もしかしたら4000歳くらいのエジプシャン婆だったのかもしれない。

 

そんなこともあり上機嫌で展覧会を出ると、カスミが立っていた。どうやら1時間前に出ていたみたいで、それを聞いて少し申し訳なくなった。 2時間に亘るエジプト展ここに終了。

 

 

一蘭(ラーメン店)に行ってみたいとのことだったので、キャナルシティ(ショッピングモール)まで行くことにした。しかし、ここで何度も道に迷い、かなりの時間をかけて何とか到着した。ラーメンは勿論完飲。本来は水族館に行く予定だったのだが、何故か時間が予想以上に押してしまい、キャナルシティ内での行動を余儀なくされた。

 

その時が既に15時だったため、「夕食までの時間潰しに映画でも観ない?」と提案。取り敢えず上映している映画一覧を見てから決めることにした。

 

丁度その時「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」が上映中で、私はそれを猛烈に観たくなった。カスミは恋愛物を観る気分ではないと言い、ショッピングを希望した。

 

私もショッピングについて行こうとすると、「私1人で買い物したいから映画観てきていいよ」とカスミが言ってくれたため、「打ち上げ花火、1人で観るか?いやマジで1人で観るか?」と少しの間悩んだが結局1人で観ることにした。相手の好意は無下にできないため。

 

売店で大量のポップコーンとグミを買って「何で俺1人で映画観てるんだろうな」なんて思いながら映画を観た。結論から言ってクソ面白くなかったので、私はキレながら映画館を後にした。

 

出口のベンチでカスミが待っていた。髪型が微妙に変わっていたので褒めてみたが、「最早そんな事をしてもポイントは稼げないな」と思った。

 

少し早いが、夕食に行くことにした。店に行く途中に中洲の風俗街を軽く通ってしまい、雰囲気が少し悪くなった。

 

ちなみにまた道に迷った。いい運動になったと思う。

 

店に着いて、あれこれを注文していると店員に「お幸せに」と言われた。「多分幸せになれないな」などと思いながら、ムシャムシャと料理を食べた。大量のポップコーンとグミを食べた後だったので全然食べられなかった。カスミの方が多く食べてて情けなかった。

 

3時間くらい色々と話をした後、カスミとお別れの時間になった。明日の朝早くからバイトがあるみたいで、再度「何しに来たんだこいつ」と思ったが、気持ちを抑えて見送った。

 

その後「今日は楽しかったよ!」と社交辞令の様なLINEが来た。デートが酷い内容だったのでブロックされてないだけマシかと思っていると、卒業旅行の提案をしてきたではないか。今日の私のゴミさを見て旅行の提案してくるなんて頭おかしいなと思ったが、とても嬉しかった。

 

そんなこんなで私たちは最近までズルズルと連絡を取り合っていた。ある日カスミから腕時計の写真が送られてきた。その時計は私がデートの際に身につけていたメーカーのものだった。

決して安くはないため、どうやって買ったのか訊くと、ペアウォッチ割引というものがあり、バイト先の先輩とペアウォッチを買ったとのこと。

呑気な私は女の先輩とペアウォッチを買ったものだと思っていたが、後から冷静になって考えるとレズウォッチ割引ではないので、それは男の先輩に決まっていた。

 

その日を境に段々と連絡が来るのが遅くなり、遂には既読さえも付かなくなった。何の気なしにカスミのLINEのホーム画像を見てみると、俺の知っている時計をつけた2人が手でハートを作っている写真だった。俺の時計をセックスの出汁に使わないで欲しかった。

 

先輩との飲み会中にそれに気づいたので20分程元気が無くなったが、数々の失恋を乗り越える度に強くなったサイヤ人の様な精神の私にはもう効かなかった。

 

この一件を受けて色々と考えてみたが、恐らく私は一生結婚出来ない。これを読んだ皆も今一度将来について考えて欲しい。私の様にならないためにも。

 

終わり。良い女いたら紹介して下さい。

良いお年を

運についての話

Twitterでブログのネタを募集した際に、運についての話をしてとリクエストされたので書くことにする。嫌々書いてるわけではないので気を悪くしないで欲しい。面白くもないし、読んで得られるものはないと思う。ただ自分の考えをまとめただけなので。

  

 

対戦ゲームをやっていると、どうしても運に左右される。これは、どんなに対策してもいつかは必ずやって来る避けようがない要素だ。人間というものは身勝手なもので、自分が嫌な目に遭った記憶だけが強く残り、恩恵を受けた記憶はどんどん薄れてゆく。Twitterを眺めていると毎日必ず運がどうのこうのを呟いてる人がいる。多くは運が悪かったことに対して怒っていたり悲しんでいたりだ。 自身が運に助けられたことは棚に上げて。

 

可哀想だなとは一応思うが、あまりに度が過ぎた運負けツイートを見ると辟易する。ただ、決して私は運負けツイートはやめよう!みたいな有り触れた記事を書きたいわけではない。

 

ここでは、運について語れる資格について言及したい。

 

一応説明しておくが、この記事で触れている運は全て内的要因についての運である。極端な話にはなるが、ゲーム中に隕石が落ちて地球が割れて勝利どころではなくなった。みたいな外的要因についてではない。

 

 

ずばり、運について語る資格があるかどうかは、結果的にその戦いにおいて自身が最善を尽くしたかどうかによると思う。真剣なプレイングは言うまでもない前提である。運についてあれこれ語るのは先ずそのラインを超えてからだと思う。

 

出尽くした話にはなるが、択の先延ばしによる被弾回数の増加が運負けの最たる例である。

 

簡単に説明したが、私にはこれが大体の試合で起こっている現象であるように思える。先にミスをした者が試合に負けると言っていた人がいたが、私も概ね同意見である。

 

自身にとってそれが最善の行動に思えたとしても相手の思考を完全に読み切れるわけではないし、客観的に見てもそれは大抵どこかしらの破滅を孕んでいる。小さな綻びがいつの間にか巨大化し、気づく間もなく試合に敗れる。そうして行き着く先が運という目に見えない自分の都合の良いようにねじ曲げられた概念である。

 

つまり、私が何を言いたいのかというと、安直な逃げ道としての運の持ち出しを真っ先にするのではなく、悔恨を先行させなければならないということだ。そうでなくてはならないし、そこに気づいて欲しい。その行程を経て漸く運に見放された話をする資格が与えられるのだ。

 

追伸 稚拙な考えなことは百も承知なので、意見のある方は私までお願いします。 

 

 

 

カラオケに行った話

私はそんなにカラオケが好きではない。

歌が下手なので他人に聴かせたくないとか、人前で歌う曲が無いだとか、決してそういった直接的なものが理由ではない。

 

目には見えないカラオケの決まりごとのようなものが好きではないのだ。また、カラオケに纏わる惨たらしい事件があった。そちらの方がきっと、カラオケを苦手たらしめる大きな原因に相違ない。

 

大学1年生の時であった。私はバイト先の同僚3人とカラオケに行くことになった。

 

【登場人物】

私:邦人。男

 

アロマ:最近アロマテラピー検定2級に合格した。バンドのボーカル。男

 

19号:ドラゴンボールに登場する人造人間19号に限りなく容姿が似ている。生物学上は女

 

マダ子:遊戯王カードのマーダーサーカス・ゾンビに限りなく容姿が似ている。アカペラサークル所属。ゲノム的には女

 

 

 きっかけは何だったか忘れてしまったが、兎にも角にも私達はカラオケに行くことになった。私の持論として、余程仲が良いか趣味が共通である以外は、歌唱力の釣り合わない者がカラオケに参加すべきではないというものがある。それ故に何度かそれとなく断ったものの、19号の戦闘力とマダ子の攻撃力の前には為す術があるはずもなく、半ば強引に連れて来られてしまったのだ。

 

程なくして、私はこれが通常のカラオケとは大きく異なることに気づいた。

当時、『アナと雪の女王』という映画がトレンドであり、その主題歌である『Let it go』が大流行していた。

 

マダ子は部屋に入るや否やデンモクを手に取り、『Let it go』を入れた。なるほど。歌いたい曲は他人に取られないうちに先制で入れるに限る。アカペラサークルで鍛えただけあって、歌は素晴らしく上手かった。それと同時に、やはり私のような凡庸な喉を持つ者が来るべきではなかったと如実に感じた。

 

マダ子が熱唱している間、アロマと19号は無表情でデンモクにIDを打ち込みログインしていた。そう、これは3人の戦争なのだ。如何にして高得点を出すか。如何にして場を支配するかのマウンティング合戦なのだ。恐らくだが、私は審判としてここに呼ばれたに違いなかった。

 

マダ子が歌い終わり、私達は一同に口を揃え、「上手かった」だの、「声量が凄い」だのおべんちゃらを言う。こういったマナーも私がカラオケを好まない1つの理由である。

 

いつの間にかアロマが曲を入れており、ターンが移った。あろうことかアロマは洋楽を入れていた。1人カラオケなら洋楽は許されるが、集団で来ている場合には極力皆の知っている曲を歌うのがマナーというのが世の常であるため、この洋楽の参入は場を白けさせた。 

 

しかしながら、やはりこれは戦争なのだ。自身を最も際立たせることの出来る曲を選択するのは至極当然である。

 

そして19号の番となった。私は嘗て無い衝撃を受けた。『Let it go』は2パターン存在し、先程マダ子が歌ったのは日本語版であり、今しがた19号が入れたのは英語版である!

いきなりぶつかり合ってきた!同じ曲を決して入れてはならない+洋楽は入れてはならないということがコモンセンスなため、突如として重ねられたタブーに私達は酷く面食らった。さっきも洋楽だったし、厳密には違う曲だから別に良いでしょと言わんばかりのツンとした顔で、19号はご丁寧にも振り付け付きで歌っていた。

汚らしい人間のありのままの姿をまざまざと見せつけられた。

 

部屋の空気は最悪になった。私は皆の知っている当たり障りのない演奏時間の短い曲を選び、素早く番を流す作業に徹した。

 

暫くするとマダ子はトイレに行った。すると透かさず19号が「マダ子絶対自分が1番上手いと思ってるよね。嫌な感じ」と言い放ったのだ。

破壊の限りを尽くした19号に私とアロマはうんざりした。空気は更に静まり返ったが、皆自分の番になると腹の底から歌を歌う。 空虚な空間には美しい音色が聞こえ明るく反響していた。

 

19号やマダ子が連続で曲を入れだし、収拾がつかなくなりはじめた頃、まるで助け舟を出すかの様に残り10分だと店員から電話が掛かった。

 

モンスター達は最後まで戦い抜いた。ユーモアの墓場である『君が代』を2曲連続で歌い上げ、地獄の様なカラオケは幕引きとなった。

 

それから私達は二度とカラオケには行かなかったし、一度たりともカラオケの話をしなかった。

 

 

結論として、カラオケはやはり仲が良いか趣味の合う者同士で行かなければ面白くない。忘年会シーズンが迫って来ている中、皆さんも一度考えてみて欲しい。

 

因みにだが、この一年後に私は19号から大変な目に遭わされることとなる。これはまたいつか記そうと思う。

 

終わり